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病院長あいさつ

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写真:病院長 浦田士郎

地域医療を守り発展させるために。

当院は、昭和10年2月、世界大恐慌の波及で日本全体が疲弊していた時代を背景に、相互扶助の精神を掲げ全国各地で設立されていった協同組合立病院のひとつとして誕生しました。その当時の「農山漁村経済更生運動」から「甦り」をあらわす二文字を冠し、地域の人々が自らの健康を自ら守る強い意志をこめて「更生病院」と命名されました。広く地域のみなさまからの信頼と御支援を頂きながら成長発展を続け、平成14年春には現在地に全面新築移転して安城更生病院と改称し、新たな歩みを進めて以来10年目を迎えました。

これまでに救命救急センター・総合周産期母子医療センター・地域がん診療連携拠点病院・地域中核災害医療センター・地域医療支援病院の各指定をうけるとともに循環器・呼吸器.消化器・集中治療・血液浄化・内視鏡など急性期医療を担う高度センター診療機能群を展開し、さらに緩和医療センター・介護老人保健施設・健康管理センター等の機能も着実に充実しつつあります。

今後当院は、とりわけ社会的要請が大きな領域である救急医療・周産期医療はもとより、がん医療・災害医療における広域中核的役割を担う体制の強化を進めるとともに、臓器別高度診療センターをさらに充実させて診療機能の充実をはかってゆく予定です。

医療への期待・果たすべき役割は益々大きくなり続けている一方で、それぞれの地域で活用利用できる医療資源は有限なものであり、けっして無限に湧き出る泉ではありません。私たちの地域の限りある医療資源を有効活用するために、広域での医療機関同士の連携がきわめて重要であり推進すべき時機が到来しています。今まさに、西三河南部東・西医療圏内の各医療機関が相互に協力して不足を補い合わなければならない、そして補い合える時代です。地域全体の協力恊働の中で日本の医療を再建・再生へと転換させようではありませんか。

写真:安城更生病院
写真:病院空撮
写真:病院外観

安城更生病院は、「環境首都」を目指して発展を続ける人口18万人の安城市における市民病院的役割、ならびに人口108万人の西三河南部圏域最大の地域中核病院としての使命を改めて自覚するとともに、安城更生病院基本理念を基に医療の質の向上と安全の確保とを至上命題として、全ての職員が地域医療を守る気概と誇りを持ち、当院のあるべき最適な姿を目指して一歩一歩前進して行く所存です。皆様の深い御理解と御支援をお願い申し上げます。

2012.1吉日 記