診療科・部門

ホーム > 診療科・部門 >  診療協同部 >  放射線技術科

診療共同部門/放射線技術科

印刷

放射線技術科では、X線、磁気、放射性同位元素などを利用し、高度な検査・治療を行っています。そして安心かつ安全に検査・治療を受けていただくために、医療被ばく低減と医療被ばく管理に注力しており、日本診療放射線技師会から医療被ばく低減施設の認定を得ています。さらに、読影の補助に積極的に取り組み、診療を支援しています。また、医療安全対策や撮影技術レベルの維持・向上に努めています。

各種認定技師
第1種放射線取扱主任者 18名
第2種放射線取扱主任者 2名
第1種作業環境測定士(放射線) 1名
核医学専門技師 1名
医学物理士 2名
放射線治療品質管理士 1名
放射線治療専門放射線技師 2名
検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 10名
救急撮影認定技師 4名
Ai認定診療放射線技師 3名
胃がん検診専門技師 2名
超音波検査士(体表臓器) 3名
超音波検査士(消化器) 3名
X線CT認定技師 3名
磁気共鳴専門技術者 2名
放射線機器管理士 3名
放射線管理士 3名
放射線被ばく相談員 1名
臨床実習指導教員 4名

当院は日本診療放射線技師会認定の医療被ばく低減施設です。 認定証

当院は日本乳がん検診精度管理中央機構によるマンモグラフィ検診施設画像認定施設です。 認定証

 

職種構成

診療放射線技師   看護師    

 

部署紹介

一般撮影

一般撮影室では、最新の撮影機器FPD(フラットパネルディテクタ)を使用してX線撮影を行っています。このFPDの導入により、従来のシステムに比べ被曝線量を減らしつつ画質を向上させることができ、さらに、写真を瞬時に確認できるためスムーズな撮影を行うことができるようになっています。

【骨撮影(1・2番撮影室)】
全身の骨の撮影を行います。頭部、脊椎、骨盤、上下肢、各関節などの撮影があります。主に骨折・脱臼・変形などの骨の異常を診ますが、骨周辺組織についても診断できます。撮影部位に合わせて、臥位や立位、坐位等で撮影します。

腰椎 肩 頸椎側面

一般撮影装置

コニカ立位リーダー RADspeed Pro①

【胸部・腹部撮影(3・6番撮影室)】
胸部の撮影では、肺炎や、肺の結節・腫瘤、心臓の肥大、胸水の様子などがわかります。通常、立位で正面や側面の撮影を行います。
腹部の撮影では、腸管内のガス像や腹水の様子、結石などがわかります。検査目的によって、立位や臥位にて撮影を行います。

胸部 腹部

胸部撮影装置

Philips DiDi

【歯科撮影(4番撮影室)】
歯のレントゲン撮影であるデンタル撮影、上顎・下顎骨と歯列全体を撮影するパノラマ撮影、より詳細に歯とその周囲の組織について観察できる歯科CT、歯や顎関節を含む頭部全体を撮影するセファロ撮影を行います。

パノラマ 歯科CT

パノラマ撮影歯科CT装置 デンタル撮影装置
朝日レントゲン CT デンタル

【小児撮影(5番撮影室)】
小児専用の撮影室です。子供用の撮影台があり、ドラえもんやアンパンマンなどの可愛いキャラクターでいっぱいです。お子さんが怖がらずに安心して撮影ができるように、より一層笑顔で優しい対応を心がけています。
小児撮影風景 小児立位撮影風景

【腎盂撮影(7番撮影室)】
腎盂造影検査とは、静脈注射した造影剤が腎より排泄される状態をX線撮影することで尿路(腎盂・尿管・膀胱)の形状・機能を診断する検査です。当院では、腕の静脈から点滴で5~10分かけて注入し、時間をおいて撮影を行う点滴注入腎盂造影法(Drip Infusion Pyelography:DIP)で検査を行っております。主に尿路結石、腎盂・尿管、膀胱がんの診断や血尿のスクリーニング検査に用いられます。

DIP SONIALVISION G4長尺撮影対応腎盂撮影装置

【長尺撮影(7番撮影室)】
長尺撮影とは全脊椎(頸椎から腰椎)、または下肢全長(股関節から足関節)を一つの画像として提供する特殊なX線撮影です。全脊椎画像は脊椎側湾症の診断に用いられ、下肢全長画像は股関節・膝関節・足関節などの加重関節の診断や、距離計測に用いられます。当院の長尺撮影ではスロット撮影法を用いて歪の少ない画像が得られます。

全脊柱 下肢全長

PAGE TOP

乳房撮影(マンモグラフィ)

マンモグラフィは、乳房専用のレントゲン検査です。日本人の乳がん罹患率は年々増加しており、現在では12人に1人の割合で罹患すると言われ、女性がかかるがんの中で最も多いがんとなっています。乳がんは早期発見・早期治療により約90%が治ると言われています。乳がんを他人事と思わず、ぜひ検査を受けにきてください。

【マンモグラフィの特長】
マンモグラフィは乳がんの早期発見に大変有効な検査です。早期乳がんに見られる非常に小さな石灰化を写し出せたり、触診ではわからない小さな腫瘍を発見できる場合があります。さらに、撮影した乳房の写真を左右で比較し、過去に撮影した写真と比較することにより、よりわずかな変化も見逃さずに診断することができます。

【検査方法】
専用の撮影装置を使用し、乳房をプラスチックの板で挟んで圧迫しながら撮影します。左右の乳房で合計4枚撮影し、状況に応じて追加撮影を行います。検診の方は2枚のみ撮影する場合もあります。検査時間は10分程度ですが、乳房を圧迫している時間は写真1枚当たり数秒程度です。

乳房1 MAMMOMAT-3000-Nova_big乳房撮影装置

CC撮影

MLO撮影

1.R-CC 2.L-CC 3.R-MLO 4.L-MLO

【トモシンセシス(断層)撮影について】
トモシンセシス撮影は、より詳しく乳房を観察するための、診断に有用な最新技術です。この撮影では角度を変えながら乳房を複数の方向から撮影します。収集したデータを使用し、乳房の三次元的なスライス画像を作成します。通常のマンモグラフィ画像では、病変が正常乳腺と重なり発見しにくい場合があります。トモシンセシス画像では乳房をスライスした画像が見られるため、乳腺内に隠れて見えなかった病変を確認することができます。また乳がんの診断に重要な、腫瘤辺縁の様子も容易に確認できます。

トモシンセシス トモシンセシス2
左写真:通常のマンモグラフィ
右写真:トモシンセシス
右のトモシンセシス画像では、病変が周囲の組織を引き込んでいる様子をはっきりと確認できます。
左写真:通常のマンモグラフィ
右写真:トモシンセシス
右のトモシンセシス画像では、乳腺内に隠れた腫瘤を確認できます。

 

当院は日本乳がん検診精度管理中央機構によって定められた認定を取得した施設です。また、十分な知識・技術を持つ女性技師(検診マンモグラフィ撮影認定取得技師)が検査を担当しています。

 

PAGE TOP

CT室

CT検査とはエックス線(X線)とコンピュータを使い、輪切りの写真を連続して撮影する検査です。検査時は寝台に乗っていただきます。この寝台がドーナツ型の機械を通る間に360度の方向からエックス線を当てて、体を通り抜けたエックス線を測定します。こうして得られたエックス線の情報をコンピュータで計算して輪切りの画像を作ります。当院では2管球搭載型マルチスライスCT装置および2台の64列型マルチスライスCT装置の合計3台のCT装置で検査を行っています。特に2管球CT装置では、より広範囲のスキャン(撮影)をより高速に行うことが可能です。これまでのCTに比べて撮像スピードが速くなることで被ばく線量の低減がはかられること、息止めの時間が短くできることなどのメリットがあります。また心臓など常に動いている臓器もより一層ブレの少ない画像が得られます。そして低電圧撮影を使用することによる造影剤の減量や被ばく線量の低減、デュアルエナジー撮影による物質分別などの機能イメージングも可能となりました。

【使用装置】

東芝メディカルシステムズ社製CT装置
AquilionCX
  画像_Flash

【使用装置】
Siemens社製

2管球搭載型マルチスライスCT装置
「SOMATOM Definition Flash」

 

PAGE TOP

MRI検査

MRIとはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像) の略で、磁気と電波を利用して人体の様々な断面を撮像する検査です。放射線被曝がない、組織コントラストが良い、造影剤を使用せずに血管像を描出できるなどの特徴があります。撮像中は装置から工事現場のような大きな音が発生しますが痛みはありません、また狭いトンネルの中で20分~40分間安静にしている必要がありますが近くでスタッフが見ていますのでご安心下さい。MRI検査は予約制で行っています。

1.5テスラ装置が3台稼動しています。

 

Avanto

【使用装置】
Siemens社製
MAGNETOM Avanto 2台

   

SymphonyTim

【使用装置】
Siemens社製
MAGNETOM SymphonyATim 1台

 

PAGE TOP

X線TV室

人体を透過したX線を、TVモニターで観察しながら撮影をする検査室です。
バリウムという造影剤を使用した胃・大腸の消化管検査をはじめ、外科系、婦人科系、整形外科系などの検査や治療を行います。
当院では少ないX線量でも高画質が得られるフラットパネルディテクタ(FPD)を搭載した装置や、マルチ方向からの撮影が可能なCアーム型の装置を使用しています。

curevista2 Ultimax-i
【使用装置】
日立メディコ社製
CUREVISTA
【使用装置】
東芝メディカルシステムズ社製Ultimax-i

 

PAGE TOP

骨塩定量室

骨塩定量検査とは、骨の中の骨塩量(カルシウム、ミネラル量)を測定し、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)、加齢や薬剤による骨の変化を調べる検査です。当院では、測定値の正確さと、再現性が良いというのが特徴のDEXA(dual-energy X-ray absorptiometry)法と呼ばれる測定方法にて測定を行っています。DEXA法は、2種類のエネルギーのX線を測定部位に当てることにより骨成分を他の組織と区別して測定する方法です。測定する骨は、腰椎、大腿骨頸部などです。誤差が少なく、測定時間が短く、放射線の被爆量も少ないという利点があります。このためDEXA法は、骨量測定の標準方法として重視され、骨粗鬆症の精密検査や、骨粗鬆症の治療効果の経過観察、また骨折の危険性予測に有用なものです。検査時間はおよそ15分です。

骨塩定量

※撮影時、注意していただく事

・撮影時ボタンや金具のついた衣類、下着、アクセサリー、湿布、カイロなど、
診断の妨げとなるものは外していただくことがあります。

・撮影部位によっては、検査着に着替えていただくこともあります。
なお妊娠している可能性のある方は、撮影前に必ず医師や撮影担当者にお申し出ください。

 

PAGE TOP

アイソトープ検査

微量の放射性医薬品(アイソトープ)を含む薬を用いて病気の診断を行う検査方法です。この薬を静脈注射または飲むことにより、特定の臓器や組織に取り込まれそこからガンマ線という放射線を出します。このガンマ線をガンマカメラで撮影してその分布を画像にします。その画像から臓器の形や働きを知ることができます。また、当院ではこのアイソトープを使用して治療も行っています。放射性ヨード(131I)カプセルを使用した放射性ヨード内用療法や、がんの骨転移の痛みをやわらげる治療に使われるメタストロン治療、再発または難治性の低悪性度リンパ腫の治療に使われるゼヴァリン治療などが行われています。

 

アイソ

【使用装置】
Philips社製 FORTE

   

PRISM AXIS②

【使用装置】
島津製作所製AXIS

 

PAGE TOP

PET-CT検査

PETとは-Positron Emission Tomography-の略で陽電子(ポジトロン)断層撮影のことです。がん細胞は、正常細胞と比べて糖代謝が盛んで多量のブドウ糖を細胞内に取り込みます。PET検査では、このようながん細胞の性質に着目し、ブドウ糖にそっくりな形をした陽電子(ポジトロン)を放出する放射性薬剤FDG(〔18F〕フルオロデオキシグルコース)を投与し、放出される陽電子をPET装置で検出して、その集まり具合を画像化して診断するものです。得られた画像から、がんの検出や、治療効果の判定、転移や再発がないかどうかなどを調べることができます。このPET装置とCT装置を組み合わせたものがPET-CT装置です。PET画像と空間分解能に優れたCT画像を重ね合わせること(フュージョン画像)によって、より正確に病変の位置を知ることが可能になります。

【使用装置】
PET-CT装置 1台
Siemens社製 biograph16

 

PAGE TOP

血管撮影室

血管撮影は造影剤という薬剤を血管に注入し、連続的に撮影することにより血管の性状・血行動態を診断したり目的臓器の病態を診断する方法です。近年はカテーテルを介して血管の中から治療を目的とした血管内治療であるInterventional radiology(IVR)が装置・医療機器道具・技術の進歩により、適応症例が拡大しより低侵襲な治療が行われています。

【検査方法】
感染予防、清潔を保つため滅菌されたシーツを羽織って頂き、(穿刺)針を刺す周辺を消毒液にて滅菌をして、鼠径部、手首などの血管からカテーテルという2㎜弱のストロー状の管を目的の臓器血管に挿入し、カテーテルより造影剤という薬剤を注入し血管の走行・形態を連続撮影していきます。

【使用装置】

【冠動脈専用機 】
Biplane装置
Siemens社製
Artis ZeeBC
心臓カテーテル検査
冠動脈形成術及び不整脈治療

   

AXIOM Zee BA

【汎用機】
Biplane装置
Siemens社製
AXIOM Zee BA
脳血管検査及び脳血管治療
心臓カテーテル検査
腹部系IVR
下肢末梢系IVR 等

   

AXIOM Zee ceeling

【ハイブリッド手術室】
Singleplane
Siemens社製
AXIOM Zee ceeling
経皮的大動脈弁留置術
ステントグラフト内挿術
ディバイス植込み術
末梢血管バイパス術 等

 

PAGE TOP

放射線治療

放射線治療は、手術、化学療法とともに、癌治療の三本柱の一つとして、重要な役割を果たしています。化学療法が全身的治療であるのに対して、手術と放射線治療は癌病巣とその周辺を治療する局所治療です。手術と異なる所は臓器(組織)を切る必要がなく、臓器(組織)の機能を温存することができる点です。放射線治療の期間は通常4週から7週間程度、土日、祝日を除いて毎日行います。毎日同じ場所に正確に照射するために特別なマスクなどの固定具を使うこともありますが、固定具による痛みはありません。1回の治療時間は10分から15分間ですが、実際の放射線の照射時間は1~2分間です。治療中は動かないように注意してください。照射中は、痛みや熱さを感じることはありません。また、治療中は一人になりますが、TVモニターにより操作室で見ていますのでご安心ください。治療後に患者さんの体内に放射線が蓄積し、家族の方に被ばく等の影響を及ぼすことはありません。

iX T2-7048

【使用装置】
放射線治療装置 1台
バリアン社製 CLINAC iX

 

PAGE TOP

超音波検査

エコー検査とかUS検査とも呼ばれています。超音波を対象物(身体)にあて、対象物の中から反射してくる音波(エコー)をコンピューターで映像化し、臓器の形態や血流動態を観察する検査です。非侵襲的な検査のため、生体への障害や苦痛を伴わずに生体内を観察しながら診断できます。部位別に、腹部(肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓など)・乳房・甲状腺・表在・頚動脈・下肢動静脈の超音波検査を行っています。

【使用装置】
・LOGIQ E9(GE) (5台)
(エラストグラフィー機能搭載)

 

PAGE TOP