
臨床検査技術科では患者さんから採取された血液・尿・組織などの様々な検体の検査や、心電図や脳波検査のように患者さんから直接情報を得る検査などを行っています。
約60名のスタッフで成り立っている当科は、【1】生化学/免疫血清検査【2】血液/一般検査【3】輸血検査【4】病理/細胞診検査【5】微生物検査【6】生理機能検査の6つの分野に分かれており、各分野の専門的な知識をもった臨床検査技師がみなさまの検査に従事しています。
病気の発見から治療、経過観察、どの段階においても、検査によって得られるデータは重要な情報です。休日・夜間における緊急検査にも24時間体制で対応することによって、私達は【いつでも、早く、正確な検査データ】を提供し、患者さんが安心できる医療に貢献しています。
より信頼性の高い検査結果を提供していくため、細胞検査士や超音波検査士をはじめとする各種認定資格の取得にも力を入れているほか、検査室内の業務だけではなく、血管造影室や新生児センターなど他部門へ技師を派遣し、他職種のスタッフと協力して診療支援を実現しています。

生化学/免疫血清検査では、患者さんから採血した検体を遠心分離し、赤血球・白血球などの有形成分と液体成分(血清)に分けます。この血清から、肝機能や腎機能、脂質や糖代謝の機能を検査します。
また、感染症や腫瘍マーカーの検査も行っており、病気の診断や治療、病因の解明に貢献しています。

輸血検査室では血液型の検査をしたり、輸血する血液が患者さんに合っているものであるか調べる交差適合試験を行っています。また病院内の輸血用血液を管理しています。
血液は赤十字血液センターから供給されます。輸血を必要とする患者さんに、安全な血液を迅速に提供します。

血液検査では白血球・赤血球・血小板の大きさや数、白血球の分類を行います。これにより、炎症や貧血等の病態を把握できます。
また、血液を顕微鏡で観察し、形態や分類を調べることは、血液疾患の診断や治療効果の判定にとても重要な役割を果たします。
一般検査では尿を中心に、その他、髄液や穿刺液、精液等の検査を行っています。検尿では尿中の糖や蛋白等の有無や、細胞を観察して腎臓や泌尿器などの病気の有無を調べます。

病理検査は、病変部の細胞や組織の形態的変化を、肉眼的、顕微鏡的に観察し、病気の診断を行う検査で、癌の最終的な確定診断を行う重要な検査です。
細胞診検査は、尿、喀痰、婦人科擦過材料など、患者さんの負担が少ない方法で採取した細胞を顕微鏡で観察し、悪性(癌)細胞の発見を目的とする検査です。

微生物検査では喀痰、便、血液、尿、膿などが検査の対象(検体)になります。検体を細菌の好きな栄養を含んだ寒天に塗り広げ、微生物を目にみえる大きさまで増殖させます。発育した細菌の名前を特定し、どんな薬剤が有効かを調べる検査をします。この検査結果を参考にして、最も有効とされる薬を医師が患者さんに処方します。

生理検査では、患者さんに様々な診断機器を装着し、心電図検査、脳波検査、心臓超音波検査、肺機能検査、神経伝導検査など体の生理的現象を波形や画像として記録する検査を行っています。
| <生理検査で行っている検査> | ||
|---|---|---|
| ・心電図検査 | ・負荷心電図 | ・トレッドミル |
| ・ベクトル心電図・心音図 | ・ホルター長時間記録心電図 | ・心臓超音波検査(心エコー) |
| ・血圧脈波検査(ABI) | ・皮膚灌流圧検査(SPP) | ・重心動揺検査・指尖脈波検査 |
| ・サーモグラフィー | ・睡眠時無呼吸検査 | ・肺機能検査 |
| ・神経伝導検査(NCV) | ・大脳誘発電位 | ・脳波検査 |
- 2012.04.11
- ゴールデンウイーク 休診のお知らせ
- 2012.02.23
- 放射線治療装置を更新
- 2012.01.04
- 臨床研修評価を更新
- 2011.11.05
- 電話連絡について
- 2011.05.09
- 東日本大震災における安城更生病院の対応
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